自分の体験だけを大切にできる場所。 自分の体験の正当性を、誰にも憚ることなく話せる場所。 SNSを通じて人々がつながりすぎる世の中で、カウンセリングという場は、そうした価値を持っています。 子どもの頃から、私たちは「人の気持ちを考えなさい」と言…
緊急事態宣言解除後、オフィスのHPを通じて、対面でのカウンセリング、スーパーヴィジョン、教育分析へのお申し込みをいただいております。ありがとうございます。 talktoyourheart.com カウンセリング業界全体の今後を考えると、個人的には、オンライン・カ…
前回の記事と関連して、今回は「感情のレパートリーを増やすこと」について書いてみたいと思います。 emotion-lab.hatenablog.com 恥に対する恐怖。 怒りに対する罪悪感。 悲しみに対する不安。 こんなふうに、私たちは、自分の感情に対する別の感情を抱くこ…
コロナ禍の生活を通して、今、多くの人が「自分の心のケア」の必要性を感じています。 あまり知られていないことかもしれませんが、私たちは、2つのストレスを感じています。 ・環境や他者から与えられる、外からくるストレス ・自分の心の中の不安や恐怖、…
誰かに向かう怒りが「ちょっと強すぎる」と、自分でもし気づけたら、それは、あなたの中の痛みとつながっているのかもしれません。 誹謗中傷と批判の違いが、さまざまな媒体で語られるようになりました。 しかし、一部には、悪意のある誹謗中傷とも、建設的…
最近のSNSの殺伐とした雰囲気がつらくて、ブログのほうへ避難しています。 災害や自死のニュースを耳にすると、サバイバーズ・ギルトからなのか、その報道をずっと追ってしまうのが私の悪い癖です。 他にもそういう方、いらっしゃるでしょうか。 こういうと…
感情を感じること。 こころ(ハート)から話すこと。 子どもの頃は知っていたはずなのに(というか、それがすべてだった)、いつしか私たちは、頭で考えて話すこと、論理立てて話すことにとらわれるようになります。 大人になればなるほど、「考えて話しなさ…
他の人や物の力に頼ることは、「甘え」だとか、「依存」だと言われ、時にネガティブなニュアンスを帯びることがあります。 しかし一方で、「甘え上手」や「依存先がたくさんあること」が、大人には必要だと言われることもあります。 この「甘え」や「依存」…
私は実は、日常場面で自分の職業を明かすのが、あまり好きではありません。 カウンセラーだと名乗った途端に、相手をちょっと警戒させてしまうからです。 「今、心読まれてますか?」 「じゃんけん強いんですか?」 と、聞いてもらえたらまだよいのですが、…
新型コロナウイルス感染症の影響で、婚活やパートナー探しがストップしてしまった。 この時期、そんな方も多いかもしれません。 でも、婚活が思うように進まない間は、「自分のアタッチメントパターンに目を向ける」活動をしてみるのもオススメです。 結婚相…