最近のSNSの殺伐とした雰囲気がつらくて、ブログのほうへ避難しています。
災害や自死のニュースを耳にすると、サバイバーズ・ギルトからなのか、その報道をずっと追ってしまうのが私の悪い癖です。
他にもそういう方、いらっしゃるでしょうか。
こういうときは、一旦つらいニュースから離れて、あたたかい気持ちになれるものに触れると元気になれます。
今日、私がみなさんのご紹介したいのは、こちらの本です。
友人がプレゼントしてくれた本なのですが、「ママ、愛ってなぁに?」と尋ねる子どもに、愛について答える素敵な言葉が、星のように散りばめられています。
いくつかご紹介しますね。
「ママ、愛ってなぁに?」
「愛ってね、だいじょうぶ、だいじょうぶって いつも みてくれていることよ」
「ママ、愛ってなぁに?」
「愛ってね、そばにいって こころでおはなしすることよ」
「ママ、愛ってなぁに?」
「愛ってね、じぶんのこころと じっくり おはなしするじかん」
「ママ、愛ってなぁに?」
「愛ってね、いろんないろしたおみずでも いっしょに きれいないろをつくることよ」
「ママ、愛はいろんなところにあるね」
「愛ってね、みつけることも たいせつにすることも つくることもできるのよ」
怒り、悲しみ、憎しみ、嫉妬、惨めさ、不安、恐怖、絶望、孤独。
私たちを捉えるネガティブな感情は、払っても払ってもキリがないものかもしれません。
でもそんなとき、こうした心のお守りのような絵本を抱いて、ベッドにもぐってみてください。
優しい言葉で書かれた絵本は、私たちの乾いた心に、潤いを注いでくれます。
絵本の中の優しい言葉を読めば、愛や穏やかさを、心の中に作り出すことができます。
ポジティブ感情は、ネガティブ感情ほど長続きしません。
その分、たくさん感じることが大切なのです。
みなさんにも、心のお守りになる絵本、ありますか。
それは、人生におけるかけがえのない宝物です。