Talk to Your Heart

〜自由が丘カウンセリングオフィスのblog〜

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

旧年中は、大変お世話になり、ありがとうございました。

今年からは、当ブログの更新頻度を2週間に1度とさせていただきます。

これを決めたとき、ふっと身体の力が抜けて、楽になる感覚がありました。

今の自分に合ったペースということなのだと思います。

更新を楽しみにしてくださっている皆さまには、申し訳ない気持ちですが、細く長く続けていくためのペースダウンと思っていただけるとうれしいです。

この「力を抜く」ということについて書いたブログに、何人かのクライエントさんから直接フィードバックをいただきました。

emotion-lab.hatenablog.com

私たちは、力を抜きっぱなしで生きていくことはできません。

自律神経系が緊張と緩和の両方を司るようにできているのは、生き延びていくためには、その両方が必要だからです。

ただ、カウンセリングをしていて思うのは、私たちは、力を抜いてリラックスすることの恩恵を、もっともっと享受できるようになっていいということです。

「リラックスしたら寝てしまう・起き上がったら動き回る」といったオンとオフしかないようなあり方ではなく、「力を抜いて、今この瞬間をじっくりと味わう」とか、「力を抜いて自分らしくある」といったあり方に、クライエントさんとともにたどり着きたいというのが、私の一つの願いです。

カウンセリングをしていると、クライエントさんの身体の力がすうっと抜けて、瞳がキラキラと輝き出す瞬間に出会うことがあります。

顔が少し上を向き、自然を胸が開いて、声が太く、大きくなることもあります。

クライエントさんの身体に、今までよりも新鮮な空気がたくさん入っていき、存在感が増す感じがします。

そんなとき、多くの人がこんなふうに仰います。

「今までは、人よりも何かに優れていることが自信があるだと思っていた。でも、そうじゃない。今、私が感じているのは、"自分を信じている"という意味での自信です」

こんなふうに話すクライエントさんの姿は、凛として美しいのです。

ここで言われる自信のように、「自分にとっての宝物」を見つける場面に、クライエントさんとまた一緒にたどり着けるように、今年も精進してまいります。

2022年もどうぞよろしくお願いいたします。