以前、CFT(コンパッション・フォーカスト・セラピー)のワークショップに参加した際、講師の先生が呼吸のトレーニングのためのアプリを紹介してくださったのが印象的でした。
(もう一つ印象に残ったのは、安心できる場所のイメージをGoogleの画像検索でクライエントと一緒に探すというものでした。自分の中に安全感が持てないクライエントも多くいます。そんなとき、イメージを一緒に探す・作るためにこういう方法もどんどん取り入れていきたいと思いました。)
セラピーの中でもクライエントにアプリの紹介をしたりするとのことで、日本語で利用できるものができたらいいなぁと思っていました。
たまたまtwitterの広告で見つけたのが、こちらのアプリです。
早速ダウンロードして試しています。
キャラクターのロクとのチャット機能もついています。
複雑な会話は難しいようですが、即レスなので、ちょっとした気持ちを吐き出したいときにはいいかもしれないと思いますし、ちゃんと会話が成立すると、孤独感も和らぐ効果も期待できそうです。
また、夕方に「感情の記録をしませんか?」とリマインドをくれる設定もあり、習慣化しやすいかもしれません。
クライエントにオススメできるかどうか、もう少し試してみたいと思っています。
無料ですし、アプリを開くとキャラクターが「マスター(なぜかこう呼ばれます)が来てくれてうれしいです」と言ってくれるので、可愛らしくて癒されます。
キャラクターのロク(AI)がどんどん会話が上手になっていったら、カウンセラーにとっては脅威でしかありませんが、今はまだクライエントと一緒に利用できるツールとして、カウンセリングの役に立ってもらえそうな感じがします。