emotion laboratory

感情は人生の羅針盤

いつもそばにあるもの

最近、読者になってくださる方がいらしたり、たくさんのはてなスターをくださる方がいらしたりして、とても励みになります。

この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。

さて、本日はこちらの本のご紹介。

蟹座

蟹座

 

お誕生日のプレゼントとしてもおすすめですが、蟹座の人だけが読むにはもったいないくらい、感情について大切なことが書かれています。

ふだん、仕事の場などでは「感情的になるな」「感情を表に出すな」など、感情は否定的に扱われることが多いようです。でも、営業スマイルではない、本当の笑顔を見たとき、人はとても幸福な気持ちになります。誰かが悲しみの涙を流したとき、思わず立ち上がって背中に手を添えたくなります。感情は、人を行動に突き動かします。(pp13-14.)

松岡正剛さんや茂木健一郎さんと並んで、この方も「感情擁護派」と見えて、そこここで書かれている文章を拝見するたびに、うれしくなります。

感情とは何か。

感情とは、どういうものなのか。

この問いは、人生の何処かで誰しもがぶつかってもいいくらい大切なのに、感情があまりに身近にありすぎるせいか、私たちは、その存在の意味を問うよりも先に、

感情なんてなくなればいいのに。

と、その存在を否定してしまうことのほうが多いかもしれません。

そこには、感情は絶対になくならないという、不遜なまでの“感情に対する信頼”があるのではないでしょうか。

「お母さんなんかいなくなればいい」

と言えるのは、お母さんはいつもそこにいるという確信があるからです。

本当にいなくなってしまいそうな対象に対して、そんなことは決して言えないのです。

同じように、私たちは感情が自分の内に、他者の内にあるということを決して疑いません。

石井ゆかりさんは、「感情は人と人とを結びつける力です」と書いていらっしゃいます。

感情とは何者かを知れば知るほど、私は、感情というものが、自分の知り得ないところで自分のためにたくさん働いてくれていることに気づかされ、とても愛おしく思えてくるのです。