かわいいもの。優しいもの。ほっとするもの。
そんなものたちに触れたとき、私たちは心がほぐれていくのを感じます。
癒しの瞬間です。
でも、もっともっと深い癒しは、痛い部分に触れたときにこそ訪れます。
人の心がどんなふうに癒されていくのか。
そのプロセスを理論的に説明する心理療法は、まだ少ないかもしれません。
AEDP(Accelerated Experiential Dynamic Psychotherapy)は、その数少ない心理療法の一つで、論文の中にもhealingという言葉がたくさん出てきます。
AEDPでは、静かで平穏な、凪いだ海のような感情状態を、core stateと呼び、重視します。また、この状態に至ったとき、人は「本当の自分になった」という感覚を覚えるといいます。
ネガティヴな感情も癒しへの入り口として捉えた癒しの理論。
これにつながるところが、ホ・オポノポノにもあって、気になっています。
ホ・オポノポノには、神聖なる存在(Divine Intelligence)、超意識(Aumakua)、顕在意識(Uhane)、潜在意識(Unihipili)という4つの自己があるとされています。
このあたりや、この4つの自己の関係を示した図は、フロイトの自我の構造にも似ていて、面白いです。
http://hooponopono-asia.org/responsibility/
人が本当に変わるときには、深い癒しが起こっている。
その確信を深めた1日でした。

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ホ・オポノポノ ライフ ほんとうの自分を取り戻し、豊かに生きる
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