Talk to Your Heart

〜自由が丘カウンセリングオフィスのblog〜

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「感情的になること」と「感情があること」の違い

「自分の感情に注意を向けてみましょう」 「感情をしっかり感じてみましょう」 と、カウンセリングの中で提案すると、クライエントさんから、 「でも、そんなことをしたら、感情のコントロールが効かなくなってしまうのではないですか?」 という心配の声が…

カウンセリングですること:自分の中の声に気づく。

カウンセリングの場面には、いろんな「声」が登場します。 「お前はダメなやつだ」「これができなければ、愛される資格はない」 という厳しく、残酷な自分自身の声。それに対して、 「そんなふうに言われると死にたくなる」「そうだ、自分には何もできない」…

カウンセリングですること:「特別な時間」を一緒に過ごす。

黙っていても満ち足りた時間。 言葉があふれていてもからっぽな時間。 カウンセリングの場面には、そんな時間が流れています。 何が「満ち足りて」いて、何が「からっぽ」なのかというと、それはクライエントさんの中に起こる「体験」です。 感情体験や、感…

カウンセリングですること:感情をしっかりと体験する。

自分の感情をしっかりと感じるなんて、当たり前のことだと思われるかもしれません。 しかし、前回も書いたように、私たちは守りたい関係や、生き延びるために必要な関係を維持するために、自分の感情を犠牲にしてしまいます。 好きな人と別れたくなくて、相…

「よい感情」と「悪い感情」がある、という誤解。

感情の分類として、よく「ポジティブ感情/ネガティブ感情」という呼び名が使われますが、この呼び名が与える印象のせいか、感情に「よい感情」と「悪い感情」があると思っている方も多いかもしれません。 例えば、喜びはよい感情で、怒りは悪い感情だという…

恥という痛々しくも大切な感情

近年カウンセリングの世界では、トラウマや精神疾患の元になる感情として、恥に注目する動きがみられます。 この中で興味深いのは、重要な他者との間の感情調整がうまくいかなくなるとき(自分の感情に適切な応答をしてもらえず、無視される、過小評価される…

カウンセリングですること:優しさや思いやりを受け取る

昨日7日に、都内の新型コロナウイルスの感染者が2,000人を超え、1都3県に緊急事態宣言が再発令されました。 昨年、初めての緊急事態宣言が発令されたときもそうでしたが、 「先生、どうぞ気をつけてください」 というお言葉を、オンラインカウンセリングのク…

自由が丘カウンセリングオフィスからのお知らせ:緊急事態宣言再発令を受けて

7日に、1都3県に緊急事態宣言の再発令がありました。 当オフィス(自由が丘カウンセリングオフィス:自分との向き合い方を知り、自己肯定感を高めるカウンセリング)では、以下の感染対策を徹底し、対面のカウンセリングを今後も継続してまいります。 ・マス…