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This is me への共感:恥(shame)について

大ヒット映画「グレイテスト・ショーマン」。

中でも、キアラ・セトルが歌う “This is me” に感動の涙を流した人は多いでしょう。

 

劣等感や自信のなさや、過去の傷つきに苦しんでいる人ばかりではなく、社会的に成功している女性も、容姿に恵まれた女性も、愛する家族に囲まれて幸せそうに見える女性も、「この曲を聴いて泣いた」「今でも毎日聴いている」と言います。

 


グレイテスト・ショーマン主題歌This is me(日本語字幕あり)

 

This is me は、恥について歌われた曲です。

恥にはいくつかの種類がありますが、この曲で歌われているような「見たくない」「完璧でないなら要らない」といったメッセージによって植えつけられた恥は、自己否定・自己批判を生み出し、人を孤立させます。

この曲が感動的なのは、この植えつけられた恥との決別を歌っているからです。

恥を植えつけてくるような言葉は、もっと強い力(怒り、誇り)で押し流してしまえと歌います。

 

傷があり、完璧でなく、むしろ人から忌み嫌われてきた自分を恥じる必要などない。

こんな自分ですみませんと謝る必要もない。

そのままでいい。それが私なのだから。

 

幸せそうに生きている人にも、自分を恥じるという感覚があり、その痛みを知っているからこそ、この曲に心を揺さぶられる。

ひょっとすると、大小の違いはあれど、誰の心にも、恥によってつけられた傷があるのかもしれない。

そう思ったら、なんだか人に対して優しくしようという気持ちになりました。

恥の痛みを知ることは、ただ苦しいだけではなく、人に対する優しさを育んでくれる体験になるものだと思います。