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emotion laboratory

感情は人生の羅針盤

内なる他者としての感情

レヴィナスを読んでいると、他者という存在について考えずにはいられなくなる。

レヴィナスと愛の現象学 (文春文庫)

レヴィナスと愛の現象学 (文春文庫)

 

そして、内なる他者としての感情や身体感覚について、思いを巡らせてしまう。

他者とかかわることも、決して簡単ではないけれど、もっと難しいのは自分とかかわること。

松岡正剛氏や鷲田清一氏は、しばしば「自分の身体に裏切られる」といった表現をする。 これは、自分のものと思っている身体でさえ、思うままにならないことがあるという、身体の他者性に言及しているのだ。

フラジャイル 弱さからの出発 (ちくま学芸文庫)

フラジャイル 弱さからの出発 (ちくま学芸文庫)

 

私たちはいつも、他者を自らの内に内包している。

そして、その他者は、自分がもっともないがしろにしている他者かもしれない。

私たちは普段、胃の存在を意識することはない。

不調をきたしたときくらいしか、私たちは自分の胃を気にかけない。

声を上げない限り、無視し続けてしまう。

感情についても同じことが言える。

他人が気分を害したのではないかと気を揉むことはあっても、気分を害された自分の心配をする人は少ないのではないだろうか。

モンスターペアレントクレーマーが、自分の内なる他者と向き合っているとも思えない。自分の声を自分が無視しているからこそ、心がちっとも満たされず、他人に過剰な要求をする羽目になってしまうのではないだろうか。

対人援助職には、特に「セルフケア」が大切であると言われる。

身体にいいものを食べ、飲酒や喫煙を控え、運動する。

そんなことばかりが、セルフケアではない。

内なる自分と対話する。

なんて言うと、宗教じみていて胡散臭いと言われてしまうかもしれないけれど、これは本当に大切であると同時に、一番世の中に足りていないことのように思える。

ウニヒピリ ホ・オポノポノで出会った「ほんとうの自分」

ウニヒピリ ホ・オポノポノで出会った「ほんとうの自分」

 

 内なる自分、の代表例。ウニヒピリ。

インナーチャイルドよりも、私にはなじみやすかったです。