読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

emotion laboratory

感情は人生の羅針盤

ないことが育むもの

意味を持つこと。理由のあること。価値のあるもの。目に見えるもの。

私たちはつい、そんなものばかりをほしがる。

そんな中でふと、置き去りになっていくものたちに、なかなか気づけない。

意味のないこと。理由のないもの。価値のないこと。目に見えないもの。

そんなものが「ある」と認めることすら難しくて、「すべてのことには理由がある」などという言葉が、妙に説得力を持ったりする。

尾崎豊の曲の中に、こんな歌詞があります。

「何も悲しまないと

暮らしを彩れば

きっといつか答えは

育むものだと気づく」

意味も、理由も、価値も、最初からあるものではなく、育まれていくもの。

そしてそれを、営みと呼ぶのかもしれません。

こんな文章を綴っているとき、私の心はとても静かです。

静けさのなかから、生まれてくるものがある、と思うとき、「ある」ということは、「ない」ことから生まれるという気がしてならないのです。


尾崎豊 優しい陽射し - YouTube